3学期始業式 表彰伝達

2026年1月8日 13時39分

 本日より3学期がスタートします。始業式では、校長式辞として次のお言葉をいただきました。

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 「今年は午年(うま)です。私は1967年生まれで未年(ひつじ)なのですが、誕生日が2月で、年度としては午年でした。そして、60年前の1966年は、干支で言えば今年と同じ「丙午(ひのえうま)」と言われる年でした。令和の時代を生きる皆さんにはピンとこないと思いますが、昔の日本には、「ひのえうま生まれの女は男を食い殺す。」といった、今では全く信じがたい迷信がありました。その迷信の元となったのが、江戸時代の1683年に発生した天和の大火です。これは「八百屋お七の火事」と言われます。内容を簡単に説明すると、「お七は天和の大火で焼き出されて寺に避難し、その寺で働く小姓を好きになった。しかし、火事が収まり家に戻ると小姓に会えなくなった。想いが募ったお七は、再び火事が起こればまたその小姓に会えると思い、放火に及んだ。火はすぐに消し止められたが、お七は火あぶりの刑になった。」という話です。この話を題材にして浮世草子や歌舞伎、人形浄瑠璃が作られ、そのフィクションが迷信につながっていきました。そもそもお七は江戸の大火を起こしていませんし、「ひのえうま」生まれというのも「ひ=火」と無理やりこじつけた後世の創作です。それだけなら江戸時代のバカげた迷信で終わるのですが、実は60年前の1966年の出生者数は、激減しました。これは、差別や偏見には何の根拠もないという典型例です。そしてこの話から分かることは、「正しい知識を得ること」と「みんなが言っているからという言葉や噂に流されないこと」の大切さではないでしょうか。今は「ひのえうま」を気にする人はいないと思いますが、SNSでのデマやフェイクニュースが蔓延し、それらは圧倒的な速さで世界に拡散されています。つまり、根拠のない噂や偏見に惑わされてはいけないという教訓は、ますます重要性を増しているようにも感じます。最後に、馬について改めて考えてみると、「午(うま)」は「最後まで力強く走り抜ける」象徴です。また、「午前」「正午」「午後」の「午」は太陽が最も高く昇るときを指すように、「活発さ」「エネルギー」の象徴でもあります。生徒の皆さん、今年一年、丹原高校で展開されている諸活動を通して、迷信や噂に惑わされず真実を見極める能力や人間性を育んでいきましょう。
 3年生は、卒業の日が近づいています。1月17日、18日に大学入学共通テストを控えている人も多いです。人間、本気になれば、最後の最後まで伸びてきます。受験という年を駆け抜けてほしい。みんな、目標に向かって力強く走り抜ける年にしていきましょう。」 
 今年の午年にちなんで、みなさんがエネルギッシュで力強く今の時代を駆け巡り、自分の目標の達成と成長が感じられる一年になることを期待しています。

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 校歌を元気に歌いました。  

 表彰伝達を行いました。

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 生徒たちは多くの場面で活躍をしています。表彰者は次のとおりです。
【美術部】 第39回愛媛県高等校総合文化祭美術・工芸部門発表会 奨励賞  2-2 右寺 紗弥 
【音楽部】 令和7年度第49回アンサンブルコンテスト愛媛県大会東予地区予選
      銀賞 サクソフォーン三重奏
       1-2黒川 稀瑛  1-3竹田 有花  寺川 朋花(てらがわ ともか)
      銀賞 管打六重奏
       1-1伊藤 隆汰  1-3青野 唯花  大澤 恋春
       2-2越智 芹菜  2-3近藤 美羽  三浦 健臣
【英語】 第23回国際交流スピーチコンテスト 最優秀賞  1-3藤原 紗椰
      松山東ロータリークラブ主催第24回高校生英語スピーチコンテスト 奨励賞  1-3藤原 紗椰
【国語】 第71回青少年読書感想文全国コンクール愛媛県審査会 課題図書部門 佳作  2-3三浦 健臣