丹高防災デー
2025年12月6日 14時36分防災についての体験と探究学習を取り入れた「丹高防災デー」を実施しました。
今回は、石川県立輪島高等学校 平野 敏 校長先生をアドバイザーとし、西条市危機管理課、西条西消防署、SOMPO(損害保険ジャパン)の皆様の御協力で実施しました。
予告なしの避難訓練を実施しました。清掃中の避難放送、生徒たちは火災の発生、通行不能箇所、行方不明者を設定し、生徒と教職員はイレギュラーな設定に対して、協働し、主体的に行動ができた訓練でした。
平野校長には、防災講話をしていただきました。能登半島地震の被災経験から「15分を生き抜く」「周囲や日常への感謝」「被災した場合の生き方・考え方・行動」など、実体験に基づいた話であったからこそ心に響き、考えるところが多くあった講演会でした。
防災体験学習では、緩降機体験、煙退避訓練、防災教室の3講座を体験しました。
地域の丹原小学校4年生の皆さんを招待し、緩降機体験をしました。体験してこそ、いざという場合に行動に移せるということが体感できました。
煙退避訓練では、煙で充満した暗闇の室内をチームで移動することで、視野のない場所での行動の難しさを体感しました。消火器の使用の仕方も体験しました。
「学防っちゃ(まなぼっちゃ)」では、「ボッチャ」をするゲーム感覚で、チームで避難生活で必要なものを考えました。「防災リックを考えよう」では、グループワークで話し合い、防災グッズを考えました。みんなと協働し、対話とすることでたのしみながら学ぶことができました。
「防災」について、生徒と教職員の意識が高まった一日でした。地域の小学校と協働もでき、地域へ防災教育の輪を広げていきます。