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平成28年度 卒業式 式辞
                                                             平成29年3月1日

式辞

 柔らかな春の日差しが心地よく感じられる今日の佳き日、東予教育事務所教育指導課長 豊島禎廣 様、愛媛県議会議員 明比昭治 様を始め多数の御来賓、保護者の皆様の御臨席を賜り、愛媛県立丹原高等学校、平成28年度卒業証書授与式を挙行できますことは、この上ない喜びであり、謹んで厚くお礼を申し上げます。
 ただ今は、普通科102名、園芸科学科32名の生徒諸君に卒業証書を授与いたしました。卒業生の皆さん、御卒業誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 皆さんは、創立116年の年に最高学年として本校に在籍し、「伝統の深化と刻む新たな軌跡〜高い志と磨かれた人間力で『未来と世界』への扉を開く〜」という本校の重点努力目標の下、文字どおり学業や部活動、農業クラブ等の活動に精励するとともに、学校行事・生徒会活動にも積極的に取り組みました。また「自主」「積極」「明朗」の校訓の精神を体現し、自ら進んで考え、前向きに行動することを心掛けるとともに、丹原高校生としての自覚と誇りに満ちた生活を過ごされましたことに対して最大限の賛辞を送りたいと思います。
 保護者の皆様、お子様の御卒業、誠におめでとうございます。この三年間は、ただひたすらお子様の成長を楽しみに、共に歩んで来られたことと拝察いたします。本日、立派に成長されたお子様を御覧になり、感慨一入のことと存じます。改めまして、御卒業をお喜び申し上げますとともに、これまで丹原高校が皆様から賜りました御理解と御協力に対しまして、深く感謝申し上げます。
 本年度は生徒の皆さんによる多くの活躍が見られた年でありました。学習面の充実はもちろん、運動会・文化祭などいろいろな学校行事での皆さんの見事なリーダーシップは、大きな感動を呼び、大変誇らしく思いました。
 どの部活動もよく努力し、運動部も文化部も全国大会や四国大会・県大会での活躍を見せ、真剣ではつらつとしたプレーで地元を涌かせてくれました。農業クラブも非常に活発で全国大会や県大会での最優秀賞や優秀賞は地域に大きな勇気と元気を与え、園芸科学科の底力をアピールしました。また菊花展や苗販売、多岐にわたる活発な地域貢献活動は高く評価されています。皆さんの多方面の頑張りに心からの敬意を表する次第です。
また、校内だけでなく、地元の人に対する気持ちのよい挨拶や困っている人を助ける行為など、皆さんの優れたよき人間性が地域から高く評価されていることは嬉しい限りです。私は優れた人間性を持つ皆さんと同じ時を同じ場所で過ごすことができ、誇りに思います。
 さて、皆さんに話ができるのも今日が最後となりました。本日は皆さんに、次のことを話したいと思います。
皆さんも御承知のとおり、現在の日本は少子高齢化とともに情報化が急速に進み、それらに伴う様々な課題が生じています。人工知能が発達し、単純で機械的な仕事だけではなく、分析的な仕事、評価・判断したりする仕事、たとえば診察や人事や評価、法律や経営の相談など、多様な仕事も今後人工知能に取って代わられるのではないかと考えられています。2045年には人工知能が人間の知能を超えるという予測もあります。皆さんは、これから社会に足を踏み入れるわけですが、果たしてこの時代にどのように生きればよいのでしょうか。
 この時代に求められる力は、自分の「強み」を発揮して新しいアイデアを生み出すクリエイティブな力、常識にとらわれない発想ができる力だと考えます。そして、周りの困難な環境をも変えうるような行動力が求められています。そういう力を持った人は現状の課題に諦めることなく、まずは自分のやるべきことに全力を尽くし、他との協力の輪を広げながら独創的なアイデアで様々な難局を打開していきます。「地方創生の時代」人口減少の地域を活性化させていくのはそういう自立的な人なのです。言い換えると「既存の仕事に就く時代」から、「地域課題を解決するため、自ら新しく仕事を作っていく時代」になったとも言えます。ある大学の調査では、若い頃から社会的活動をしている人の方が、人生においていろいろな面で充実した生活を送るという結果が出ています。「志」は「夢」よりも「社会貢献」の意味合いが強い言葉ですが、ぜひ皆さんも卒業に当たって、自分の「志」とは何なのかを考えてほしいと思います。 
 本校出身で徳島文理大学学長の桐野豊先生が編集された、『今を生きるための達人の心得』という本の中に次のような一節があります。自分はどういう職業を選んだらいいか、を考えるときに一番大切なことは、自分が「やりたい、これ面白い」と思って仕事に取り組むかどうかだ。「面白い」と感じながら仕事をすると3倍以上も生産性が上がる、とのことです。
 皆さんはこれから進学や就職をされますが、高校を終えた今が本当の学びのスタートです。自分の興味関心のアンテナを高く立て、知的好奇心を持って何事にも当たってください。
 そして、自分を信じ、周りを信じて、地域や日本・世界を変えるチャレンジをし続け、大きく地域社会に貢献するグローバル人材になっていただきたいと思います。
また校長室に元近鉄社長 旧丹原町出身の 佐伯勇 氏の「徳は孤ならず」の額が掛かっていますが、これからの努力や経験によって磨かれた皆さんの優れた人間性や人徳が、この地域を、また日本を大いに盛り上げてくれることと確信しています。是非一隅を照らす人になってください。
 最後になりましたが、卒業生の皆さんの今後ますますの活躍と、更なる飛躍を期待し、併せて本日御列席の皆様方の御健勝・御多幸、丹原高校の益々の発展を心より御祈念申し上げまして、式辞といたします。
 

平成29年3月1日
             愛媛県立丹原高等学校長 藤田克昌

 

平成28年度 第三学期始業式 式辞
                                                             平成29年1月10日
 おはようございます。そして明けましておめでとうございます。新しい年を迎え、
皆さんの明るい笑顔を見ることができ大変嬉しく思います。さて、冬季休業はどうだったでしょうか。振り返ってみると、充実していたという人ばかりだと思います。
 私はこの冬皆さんについて、大変嬉しいことを何件か聞きましたので紹介します。あるとき地域の方とお会いし、「自分は朝ごみ拾いをしているが、自転車に乗って通学している丹原高校の女子生徒数名が大変気持ちのよい挨拶をしてくれるので、何よりも嬉しい。ちょうど校長先生に会ったので、この機会にそれをお伝えしたい」と言われました。その他先生方から野球部の生徒が人助けをしたということ等も聞きました。坂村真民先生の詩に「花は一瞬にして咲かない。大木も一瞬にして大きくはならない。一日一夜の積み重ねの上にその栄光を示すのである」とありますが、この「挨拶」や「奉仕」という本校の文化は116年の伝統の上に咲いた花であると思います。一朝一夕にできた文化ではない。それを立派に皆さんは引き継いでいる。実に嬉しいことだと思います。「挨拶」や「奉仕」については二学期終業式で触れたことですが、皆さんは既に十分実行されていると知りました。ぜひ続けてください。
 さて昨年末、皆さんへのお願いを幾つかしました。自分が決めた冊数の本を読まれましたか。私は若い頃はかなり多くの本を読んでいました。今は目が悪くなり負担がかかりすぎると眼精疲労になるので読みすぎないよう気を付けていますが、この冬は特に意識して読書に取り組んでみました。その中で印象に残ったものを二つ紹介します。
 一つは『非常識な本質』という、元日産GT-R開発責任者水野和敏さんによる本です。皆さん、ポルシェを超えたと言われる、世界に誇る名車、日産GT-Rという車を知っていますか。水野さんはその車の開発責任者となり、日本の自動車界にイノベーションをもたらした人です。この中で、水野さんが中学生時代の大変な事故を乗り越えられ、人生が大きく転換したときの様子を次のように述べられています。「この日を境に、僕は大きく変わりました。勉強に対する目線が変わったんです。…… そのころ興味を持ち始めていたジェットエンジンの設計には理科や数学の知識が欠かせない。そして、もしかするとアメリカで仕事をすることがあるかもしれないから英語が必要だ――と、それなりに自分で場面を作り、動機付けをして学ぶ科目を増やしていきました。…… 勉強でもその出発点を自分にすると面白くなるものです。学ぶということは親のためでも、受験のためでもない。好奇心を満たして自分を高めるためのものなんです。…… 学業だけではなく、ビジネスやものづくりにしても、それに取り組む意識の持ち方次第でアウトプットも大きく変わってくるんです。まず自分がどう生きたいのかを考え、自分のために学ぶ――ほんとうの意味で自分を大切にするとは、そういうことです」と書かれています。こうなると、もう「勉強」というよりは「楽しみ」の世界になると思います。こういう動機を心理学で「内発的動機付け」といいますが、そういう自分の知的満足感を目的とするならば、方向性を見失うことはないと思うのです。勉強や部活動等を通して自らの夢を発見し、自分の夢の実現、すなわち自己実現のために精一杯取り組むのが高校時代だと思います。私も今、これに触発されて、自分の夢だったけれども諦めていたことに取り組もうと考え始めています。
 もう一つですが、これは『致知』という雑誌からです。桂歌丸師匠の言葉がありまして「大なり小なり波に乗れたとするでしょう。波に乗ったら乗ったで、もう大丈夫かと言ったらそうじゃない。下手したら、それこそ波に足をすくわれちゃう。波乗りを長く続けるには、不断の努力以外にはないでしょうね」。結局伸びていくのはその人自身の頑張りによる、というのです。まだまだ、あと80年は頑張る。一番の望みは、笑点のメンバーの葬儀委員長をすること、というのですから、スケールが違います。病や困難に負けず、実に謙虚に芸の道を邁進される桂歌丸師匠の姿には本当に勇気付けられます。
 さて、三学期には卒業式があります。文武両面、そして学校行事で本当によく頑張って学校をリードしてきた3年生のために、どうかよろしくお願いします。3年生はこれからセンター試験もあります。頑張って欲しい。また、2月からは家庭学習。いよいよ最終コーナーを回りました。そして1・2年生は進級に向けて頑張って欲しいと思います。
 高校入試があり、1年生が入学してきます。先輩として立派に後輩の模範になってほしいと思います。以上三学期始業式の式辞といたします。
みなさん、三学期も体に気を付けて頑張りましょう。

 

平成28年度 第二学期終業式 式辞
                                                                   2016.12.20

 
  いよいよ2学期末を迎えました。
  行事の多い2学期でしたが、生徒会役員を始め皆さんの工夫と努力で運動会・文化祭・クラスマッチと成功を収めました。また、園芸科学科の菊花展などの行事も素晴らしいものとなり、いろいろな機会で皆さんの汗と活躍が見られた学期でした。皆さん一人一人が「汗っ柿くん」のように頑張った学期になったと思います。
 夏の暑さや秋の長雨の中、部活動やクラブ活動・学習活動における皆さんの努力に、まず敬意を表します。先生方の教えに心を開き、友人と協力し合いながら向上しようとする努力・プロセスは尊いものです。
その結果、部活動やクラブ活動などで多くの成果が上がっているのは嬉しいことです。振り返ってみて「まだまだできた」という部活動等もあるかもしれませんが、足りなかったところは何なのかを謙虚に振り返り、これからの大会でステップアップするための方策を真剣に考えてください。強くなるためにはいろいろな困難があるかもしれませんが、逃げないで真剣にその困難に立ち向かうことです。しっかりと考え、身に付けた「道を切り開く力」が、将来の「人生を切り開く力」につながっていくと思います。
 また寄せ植え講習会や柿摘み、おこめん料理など、多くのボランティア活動・地域貢献等の取組がなされました。地域に支えられていることを忘れず、地域の活性化のために高校生として何をすべきかを考えて、今後も取り組んでほしいと思います。そして本校生の気持ちのよい「挨拶」が、更に学校やこの地域を明るくしてくれることを期待しています。この「挨拶」は人間関係の基礎であり、みなさんが気持ちのよい「挨拶」ができることはすでに立派な社会人になる資格を備えていることだと思います。
 さて、2学期が終わりましたが、「高いレベルの文武両立」を目指すことはできたでしょうか。
 学習面を振り返ってみましょう。定期考査では好ましい傾向が見られますが、一人一人を見ると基礎力や応用力に課題を抱えている人も多いようです。家庭学習はどうでしたか。日本の高校生全体の平日の家庭学習時間を調べてみると、驚くべきことに、「まったくしない」と答えた生徒が約4割だったそうです。一方「3時間以上する」が四人に一人。そして傾向として更なる2極化が進んでいることが分かります。本校のマニフェストは1・2年生150分、3年生180分ですが、今年の家庭学習時間記録によると、本校でも2極化が進んでいるというデータが出ました。また全体としてマニフェストで掲げられている数字とはやや差が出てしまいましたが、問題点は何なのでしょうか。私は、一つには「目的意識」に問題があるのではないかと思っています。
シンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチは「オリンピックでメダルがほしい」という選手たちに「本気で向き合うこと」を求めました。リオ五輪では井村コーチが復帰して銅メダルを獲ったのですが、辛く苦しい練習の末に獲ったメダルは選手にとって何にも代えがたい勲章でしょう。皆さんの高校時代は3年間しかない。どちらの方向に進むのかを考えて真剣に取り組んでほしいものです。若者が持つ将来への志を「青雲の志」といいますが、その言葉を、大漢和辞典を編まれた諸橋轍次博士は「徳を修めて聖賢の地位に至ろうとする志」と解説されています。ちょうど皆さんの年代にしっかりとした「志」を持てるかどうかで人生の充実度が決まると思います。平成22年にノーベル化学賞を取られた根岸英一 米パデュー大学特別教授は「(ノーベル賞を取れる人と、取れない人の違いは)最高のレベルの、本物の研究をやっていこうという、確かな自覚を持っているかどうかだ」と言われました。根岸氏は常に情熱の炎を燃やさざるを得ないくらい、真剣に研究に打ち込まれてきたそうです。ぜひ皆さんも、一度の人生、自らの目標を高く持ち、全力を尽くして目の前のことに取り組んでください。
さて、3年生の皆さん、卒業に向けて、自分がやるべきことに集中してよく頑張っていると思います。センター試験を受ける人など、これからが本番という人にとって、この冬は勝負の冬です。井村コーチは、「最後の最後に支えになるものは、本番までにどこまでやったか」だと言われています。ともかく「人事を尽くす」こと。それしか私たちにできることはないのです。3年生全体で最後の最後まで頑張り抜きましょう。
 1・2年生の皆さん、いよいよ来年、再来年に向けての準備段階に入りました。2年生の3学期は、「3年生のゼロ学期」といわれます。最後に笑えるように、今を大切にしてください。1年生はあと約2年。後で後悔しないように、将来のことを考えながらしっかりと今を充実させ基礎力を付けてください。まずは目標を立ててしっかりと取り組むことです。
 ここで一つ皆さんと一緒に考えたいことがあります。先日の各種発表校内大会の中で私の心に深く残った「問い」がありました。それは「私はいったい何のために生きているのだろうか」「私にはいったいここで何ができるのだろうか」というような問いでした。命の大切さに目覚め、生きることへの勇気を得たという内容の発表の最後は次のように結ばれていました。「今生きていることに感謝してください。そして今自分にできることを見付けて全力で取り組んでください。一人一人が後悔のない人生にしましょう。」
 高校時代はこういう根源的な問いの答えを求めて「もがく」時期であります。進路決定の時には繰り返しそういう自分との対話が続きますが、実はそれは永遠の問いでもあります。画家ゴーギャンは「我々はどこから来たのか。我々は何者か。我々はどこへ行くのか」というタイトルの絵を描きました。苦難に満ちた人生の最後に、人生の楽園を求めて行ったタヒチで更に失意したときに描いた絵です。彼自身はその答えを探し続けた人生だったのでしょう。答えは人それぞれ違いますが、ともかく目の前にある物事に全力で取り組みながら頑張ることで、少しずつでも自ずと、「自分は何者で、何がしたいのか」という問いに対する答えは見えてくるのではないかと思います。大切なことは、その問いに頭だけでなく体全体で真剣に向き合うことです。
 最後に、この冬に向けて3つのお願いをします。
(1) この冬、自分が決めた冊数の本を読むこと。そして一つでいいから学んだことを生活に生かすこと。
(2) 家の手伝いや、学校や地域など周りのためになることをすること。
(3) 健康に気を付けた生活、安心安全な生活を心掛けること。    
 この冬休みが、皆さん一人一人、また丹原高校にとって、実り多いものとなることを祈念して、二学期終業式の式辞といたします。皆さんこれからも頑張りましょう。
 

平成28年度 第二学期始業式 式辞
                                                                   2016.8.29

 皆さん、お早うございます。
 夏季休業が終わり、たくましくなった皆さんと再び会うことができ、大変うれしく思います。夏季補習、部活動、ボランティア活動、課題研究など、暑い中大変ご苦労様でした。農場の菊もずいぶん大きくなり、夏の間のお世話に感謝いたします。さきの表彰でもありましたように、多くの部活動・クラブ活動で大変熱心な取組と活躍が見られました。中でも、家庭クラブ・農業クラブの県大会では、地域貢献の実績を聴衆に堂々と訴える姿が、印象的でした。
 皆さんの活躍が地域の勇気や元気のもとになっています。現代は地域創生の時代。地域の更なる活性化のためにも頑張ってほしいと思います。
 私は常々、「節があるから竹は強い。区切り区切りで振り返って、学習に部活動に頑張ろう」と訴えています。1・2年生の皆さんは、これまでの学びを2学期に生かし、更に力を付けること。部活動・クラブ活動も1・2年生が中心になっていますが、大いに頑張ってほしい。新人戦や高文祭も間近、夏の努力の真価が問われる時期となっています。3年生の皆さんにとっては、進路実現のために人生で最も大切な時期。この2学期を、先生方を信じて、焦らず、計画的に、頑張ってほしいと思います。受験や就職試験はクラスや学年、そして学校総掛かりの団体戦です。「チーム丹高」で、一人一人自分の夢の実現に向かって、全力で取り組んでください。 
 2学期は、大きな行事があります。9月7日の運動会では、「飛躍 〜三色の華麗な舞を今ここに〜」というテーマのもと、皆さん一人一人が「主人公」となって頂点を目指してください。生徒会、グループ、役員がそれぞれの役割を果たすこと。そして多くの友と心を一つに燃えることができるこの貴重な時を、楽しんでほしいと思います。文化祭や菊花展もあります。大いに盛り上げてください。
 北海道に台風が一週間で3つも上陸し、気候が大きく変動していることを感じます。先日、ハワイにいる私の友人が「ハワイの気候が変だ」という内容のメールを送ってきました。東日本大震災や広島の水害、熊本地震など近年大変な非常変災が続き、多くの人が被災されて、いまだに苦しんでいます。日本ほど、自然の力を感じる国はありません。被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りします。皆さんには命の大切さ、自然保護の大切さを心に刻むとともに、日頃から防災意識を持ってほしいと思います。
 夏のオリンピックでは日本の活躍に心が躍りました。体操男子団体やバドミントン女子の金メダルなど、無数の感動の場面がありました。今回ほどメダルを取ったオリンピックはありませんが、選手の「本当に苦しいオリンピックだった」というコメントを聞くたびに、喜びのメダル獲得の裏にはどんな苦労があったのかを痛感させられました。「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している」という言葉を聞いたことがありますが、まさに今回の活躍は高い志と闘志を持って、命を懸けて努力された結果だと思います。このオリンピックは、どのようなメッセージをみなさんに残したでしょうか。
 この2学期、様々な行事がありますが、切磋琢磨すると同時に、人間関係を大切にし、素晴らしい友情を育んでください。皆さん一人一人が丹原高校という舞台で主人公となり、文武両面における更なる充実・発展が図られることを期待し、また、丹原高校が今後ますます光り輝いていくことを祈念して2学期始業式の式辞といたします。
みなさん、頑張りましょう。

平成28年度 第一学期終業式 式辞
                                                                   2016.7.20

 1学期が終わりました。お疲れ様でした。本年度は創立116年目。マニフェストにあるように変革(change)の年であります。1学期様々な変革の中、大変落ち着いたスタートが切れたことありがたく思っています。皆さんのご努力に敬意を表します。
  総体はどの部活動もよく頑張り、県総体に100名もの生徒が参加、空手道・ライフル射撃が四国大会に出場し、ライフル射撃が全国大会へ駒を進めるなど活躍しました。また、音楽部・美術部などの文化部の頑張りも見られ、本年度美術部は全国高文祭に出場するなど、運動部・文化部とも活躍していることは喜ばしいことです。高校野球は17日、死力を尽くして選手・応援団とも頑張りました。惜しくも勝利を手にすることはできませんでしたが、最後まで気合い・集中力・団結力の充実した、収穫の多いいい試合だったと思います。
   園芸科学科・農業クラブ・家庭クラブの諸活動も充実しており、大きく報道等されました。各種講習会・小中学校等との交流・とんぼ米づくり・商品開発など積極的に取り組み、地域貢献を行いました。生徒会活動も活発で、充実したクラスマッチなどができました。運動会に向けてこの夏の頑張りを期待します。丹原高校魅力化・活性化プロジェクトの一環として、フロンティアルームの整備や、マスコットキャラクターの選定、商品開発、短期留学生の受け入れなど様々な取組が進められています。また、丹高性の言動は高く評価されており、お年寄りを助けるなどの善行の知らせも、この一学期間で地域から複数届いています。今後とも奉仕の精神を大切にしてください。
  学習面でもよく努力していることうれしく思います。1学期の皆勤率は80%を越えていますが、出席状況がよいのが丹高の特徴であります。提出物や授業態度の良さは今後も是非続けてほしいと思います。ただ1学期の始業式でお願いした家庭学習時間については、課題が残りました。1・2年生150分以上、3年生180分以上が達成できていない生徒は、自らの学習習慣をしっかりと見直してほしいと思います。高いレベルの文武両立の達成のためには「高い志」と、あらゆる機会を利用して最後まで粘り強く取り組む姿勢が必要です。
  夏休みの始まりにあたり、私は皆さんに今一度「基本的なこと、平凡なことを徹底して行う」ということを心掛けてほしいと思っています。武道の秘伝は多くの場合基本の技である、ということを聞いたことがあります。つまり、何か特別なことではなく基本の中にエッセンスがあるということなのだと思います。野球ならキャッチボールであり、素振りである。その基本を人ができないレベルにまで磨き上げることができるかどうかが勝敗の分かれ目なのだと思います。自動車用品販売会社((株)イエローハット)の創業者鍵山秀三郎氏は「凡事徹底」という言葉を使われましたが、具体的に言うと、その凡事とは「掃除」のことでした。「掃除」という最も基本的なことを、人がやらない、人がやれないレベルにまで徹底してやっていく。そして「信念」を持ってやり続けることで、結果として会社の業績も伸びていったといいます。「凡事徹底」とは「平凡なことを非凡に努める」という意味ですが、みなさんも、掃除や挨拶、基本練習のような「当たり前のこと」「平凡なこと」を強い信念を持って徹底してやり続けてほしいと思います。
  夏休みは自由になる時間がたくさんあります。高校での3年間は、人生を激変させることのできる時期です。楽しても、しんどいことをしても、過ぎてしまえば、みな過去の思い出となります。ならば、身に付く、後に経験として残る方がよいのではと私は思います。
 そして皆さんの日頃の行動が地域に認められ、信頼され応援されていることを忘れず、恩返しの気持ちを持って、責任と自覚ある行動をとってほしいと思います。ぜひ未来の丹高を担うという気持ちを持ってください。「人生二度なし」という言葉がありますが、この貴重な高校生の夏をどう過ごすのか、安心安全で充実した夏にするにはどうすればいいか、一人一人が考えて、勉強に部活動に前向きに取り組んでほしいと思います。
  この夏が皆さんにとってすばらしい夏であることを祈って、式辞といたします。 

 

「躍 動」

                    2016.6.13

  本年度に入って2か月余りが経ちました。日々の教育活動を着実に積み上げることができておりますこと、保護者や地域の皆様の御協力のお陰と深く感謝申し上げます。
  園芸科学科の菊作りは4月に始まり現在50センチほどの高さになりました。菊作り講習会も4月23日より始まり、現在20名の西条市老人クラブ連合会の方が熱心に取り組んでおられます。丁寧に菊の世話をされる老人クラブの皆様の姿に、生徒たちも刺激を受けているようです。
  高いレベルの文武両立を目指す本校にとって、高校総体は大きな舞台です。4月には東予地区予選があり、6月3日から始まる第70回県総合体育大会に100名の選手団を送ることができました。県総合体育大会(テーマ「目覚めよ 我が潜在(ポテン)能力(シャル) 今、70年の歴史の舞台で」)では丹原高校生の大きく躍動する姿が見られました。周りに感謝し、自分の努力を信じて最後まで死力を尽くした戦いの中で、生徒たちは貴重な経験を積み、大きな成果を残しました。四国大会・全国大会に出場する選手の、今後の活躍に大きな期待をしています。
 去る6月12日に行われました音楽部定期演奏会では、多くの皆様にお越しいただき、熱気あふれる演奏会となりました。ご来場心から感謝申し上げます。美術部の展示もあり、地域に文化の香りを届けることができたと思います。
  学習面でも授業や様々な学習活動に取り組む生徒たちの姿勢は素晴らしく、どの教科においても着実な伸びが見られ、今後の活躍が期待されるところです。フロンティアルームで生徒が黙々と学習したり、職員室に質問に来たりする生徒も目立って増えてきました。
  6月、7月には修学旅行やクラスマッチ・高校野球・農業クラブの発表など多くの行事があり、充実した日々となると思います。生徒の鍛錬の「汗」や真剣な「まなざし」を是非ともご覧いただきたいと存じます。

 

平成28年度 第一学期始業式 式辞
                                     2016.4.9

  皆さんおはようございます。皆さんとこうして一年が始められることをうれしく思います。
2016年は創立116 年目となります。挨拶や何事にも素直に取り組む姿勢など、よき校風・伝統は、沢山ありますが、広く誇れるものであり、地域から認められる所以です。校風・伝統の維持に今年もしっかりと努めていただきたい。
  ところで、本校重点努力目標のサブテーマを「高い志と磨かれた人間力で『未来と世界』への扉を開く」に変更しました。皆さんには高い志を持って、人間力を磨き、大きく「未来と世界」へ羽ばたいてほしいと願っています。
   まず「高い志」、すなわち高い目標を持ってもらいたい。自分の人生は自分の思いのままにすることはできませんが、だからこそ、自分の目標を高く持って、努力することが大切だと思います。高校時代は大きな人生の流れを決める大切な時期です。この時期に何を目指し、どう努力するかが人生に大きな影響を与えると思っています。
   正しく人の二倍三倍働いた人で成功しなかった人はいないのではと思います。これからの皆さんに考えてほしいこと、それは授業とともに家庭等の学習が十分かということです。家庭の学習がなければ学力の伸びは期待できません。学校での学習の環境についてはできる限り改善するということでフロンティアルームに学習用ブースを設置いたしました。自学自習習慣の確立に役立ててほしいと思います。
   進路室の前にある掲示板には、卒業生の進路状況が掲示されていますが、卒業生の血と汗のにじむ努力の結果です。自分が望む何かを手に入れるためには何らかの努力をし、代償を支払わなければならないというのは自然の摂理です。アメリカの哲学者エマソンは、それを「報償の法則」と呼びました。英語ではcompensationと言います。何かを手に入れるためには代償を払わなければならない、という当たり前の事が、人生全般にも言えるということなのです。夢を実現させるためには、それに見合う努力が必要です。法則は思いの外簡単です。
   次に「磨かれた人間力」。人間力の向上については言うまでもないことですが、他人との気持ちのよい人間関係のために挨拶を大切にし、切磋琢磨のなかで良好な友情を育んでもらいたいと願っています。
   「『未来と世界』への扉を開く」にはこれからの丹原高校の発展と国際交流の推進への願いがこめられています。一人ひとりが今後の成長とともにこの高校や地域の発展のために何が出来るのかを考えてほしい。そして世界に目を向けてほしいと考えています。
   学年別に言うと、2年生は、「中だるみしないように」気を付けて下さい。高校生2年生はじっくり力を蓄える時期。大きく伸びてほしい。また将来の事を真剣に考え始める時期です。焦る必要はありませんが、早めの取りかかりが必要だと思います。進路先研究や、本を読んでの研究、ボランティア活動などいろいろとやることはあります。部活動は総体で力を発揮し、総体後は中心となって頑張ってください。
  3年生は、今まで培ってきたものの総決算をする年です。スタートダッシュが大切です。部活動については、総体で悔いが残らないよう頑張って下さい。進路実現については、先は長いようで短い、短いようで長い。地に足をつけて、取り組んでください。そのためには、「計画性」や「見通し」を持つことが大切です。悩みもあると思いますが、先生方のご指導のもと、無心に頑張る姿勢を持ってほしいと思います。
  今年のマニフェストには学校の目標を達成するための5つのCが添えてあります。
  1 change 2  challenge 3  create 4  cooperate 5  contribute
  今年は学校として、皆さんとともに、いろいろなことを変え、チャレンジし、創作し、協力し、そして地域に貢献したいと思っています。特に、最初のchange(変革)を積極的に行う年にしたいと思います。「時間の使い方は人生の使い方」。皆さんが一年後、充実した、いい一年だったと言えることを祈念しております。午後には入学式があり、新入生が入ってきます。新入生が、本当の意味での丹原高校生となれるよう、皆さんの態度で、行動で、範を示していただきたいと思います。今年一年がすばらしい一年になることを祈念して式辞といたします。

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